「お部屋探しに失敗はつきもの。」ですが、出来ることなら誰だって失敗はしたくありません。
今回は、お部屋探しで実際に失敗してしまった人たちの体験談から教訓を学び、同じ失敗が起こらないようにしっかりと共有が出来ればと思います。
【実際の失敗談から学ぶ】絶対にやってはいけない部屋探しのあれこれ。
家賃や共益費だけで金額の判断をしてはいけない!

家賃を見ただけで安いと思い込んでしまったので毎月の支払いが厳しい、、、
実際に生活費を計算してから判断すればよかった。
家賃と共益費を見ただけで判断してしまうのは危険です。
毎月かかってくるトータル金額をしっかりと把握しましょう。
毎月の金額として具体的のものとしては町内会費やケーブルテレビ代、口座振替手数料がそれぞれ数百円。
さらにインターネットが無料でない場合は毎月大体5,000円ほど必要です。
テレビを設置する場合はNHKの受信料も必要です。
衛星放送が受信できる場合は大体毎月2,000円ほどの出費です。
今言った費用だけでも毎月8,000〜9,000円ほどの費用が必要になります。
また物件が都市ガスかプロパンガスかによっても支払金額は大きく変わります。
都市ガスにしか住んだことない人がプロパン物件に住むとあまりの違いにびっくりされることでしょう。
自炊をしっかりしようと思っている人や、毎日湯船にお湯を張って追焚きをする人等は都市ガスの物件を選んだほうがいいと思います。
現地は絶対に確認しよう。思わぬ落とし穴があるかも、、、

退去予定の部屋だったから内覧無しで契約をしたんですが、
鍵をもらって現地に行ったらバルコニーの近くに電線があり鳥の糞害に悩まされています。
これは退去予定のお部屋を内覧無しで決めた場合のあるあるですが、現地に行ってみて初めて気づくデメリットもあります。
今回は鳥の糞とのことですが、
他にも「近くに工場があって騒音がすごい」とか、
「目の前の道路が一方通行で不便だった」とか
現地を見れば絶対に把握できたはずのデメリットがその一手間を疎かにしただけで取り返しのつかないことになってしまいます。
内覧ができない物件の場合でも必ず現地は確認しましょう。
ご近所トラブルや問題のある入居者がいないか最低限の確認は必要。

内覧のときは問題なかったのですが、実際に住んでみたら上の階の住人からの騒音がヒドイ。
直ぐにでも引っ越したいと思っています。
入居者の個人情報に該当する内容は答えてもらえませんが、
「過去に騒音トラブルがあったかどうか」や「今回の入居者が退去した理由がトラブルによるものか」等は管理会社に確認すれば教えてくれることが多いです。
特に入居者の入れ替わりが多い建物や空室が多い建物は問題入居者が住んでいる可能性もありますのでしっかりと確認してもらいましょう。
金額だけが全てではない!本当に必要なものは妥協しないことも必要。

以前までオートロック付きの物件に住んでいたのですが、今回は家賃が安かったこともありオートロック無しの物件に決めました。
しかしセキュリティはもちろん、セールス訪問がドアの目の前まで来られるのがストレスです。
今まであって当然だったものが無くなってしまって初めてありがたみに気づいたということですね。
オートロックの場合は防犯の面だけではなく訪問者を玄関前まで来させないという隠れたメリットもあります。
家賃が多少安くなったとしても日々の生活に支障があってはいけませんよね。
人の意見を取り入れることも必要ですが、自分の中で必須となる条件をあらかじめ洗い出しておき、周りに流されないということも重要ですよ!
あると嬉しい設備についてはこちら
畳数や平米数だけで判断するのは危険。各部屋の広さをしっかりと確認しよう!

昔から愛着があってずっと使っているダイニングテーブルがあったのですが
引っ越ししてからLDKに置いてみるとかなりスペースを圧迫してしまって、、
残念ですが泣く泣く手放しました。
こちらも物件の内覧をせずに契約をした場合に陥りやすいポイントです。
今の家と同じ畳数だから問題なく置けるだろうと思っていたら大誤算だったわけですね。
間取り図で同じ畳数が記載されていたとしても、実際は形やレイアウトの違いで今ある家具等が配置できない可能性があります。
この方のようにお気に入りの家具を手放すようなことは避けたいですから、しっかりと寸法を測った上で判断するようにしましょう。
内覧する際に気をつけるポイントを知りたい方
自分はペットを飼わないけどペット飼育可能の物件に入居した。

私はペットを飼っていないのですが条件がすごくよかったので、ペット可の物件に決めました。
ただ、実際に住んでからペット特有の嫌な臭いや鳴き声などが気になってしまって、、、
人気の高いペット可物件ですが、ペットを飼わない人が住むとデメリットになってしまうこともあるようです。
代表的なのは臭いと鳴き声でしょうが、ペットの足音やアレルギーがある方は注意が必要です。
また物件によってはペットのいたずらを防止するためにコンセントが高い位置に取り付けられており、使い勝手や見栄えが悪くなってしまう可能性があります。
誰かにとってのメリットは他の誰かにとってはデメリットになってしまうこともあります。
具体的に自分がその物件で生活をするイメージを持つことが大切です。
失敗しない部屋探しをするために、、、
いかがでしたでしょうか?
共通するポイントとしては「確認不足」というところです。
事前に確認ができていれば起こらない失敗ばかりだと思います。
ここは確認しなければということが予め分かっていることが重要なのです。
一人の人が人生で引越しをする回数は平均2〜3回程度です。
その少ないお部屋探しを成功させるためには正しい知識が必要不可欠になります。
逆に言えば、知識さえあれば失敗する可能性をゼロへと近づけることができます。
新生活をより良いものにするためにしっかりと学習していきましょう!
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