お部屋の内覧無しで契約する場合に注意することや、確認したほうが良いことをまとめています。
言われなければ分からない意外な落とし穴もありますので、これから内覧無しで部屋を契約しようとお考えの方は是非最後まで読んでいただければと思います。
内覧無しで契約をしなければならない理由は2つ
誰だってできることなら一度部屋を内覧してから契約したいですよね。
しかし現実様々な理由から内覧無しで契約される方も多く、それが原因で入居してからトラブルになってしまうことも、、、
転勤等で遠方から引っ越しする場合
急な人事異動や転職、就職や進学で遠方から引っ越しをする場合などは内覧をする為だけに時間が取れないこともあります。
特に入居までに時間が無いことの多い異動による引っ越しや公務員の方で赴任先がギリギリまで明かされない場合もあるかと思います。
上記の方々は引っ越しの希望時期も明確な為少しでも早く物件を決定したいという思いから内覧無しで契約をすることも多いです。
希望の物件が退去予定・新築で完成前の場合
おそらくこれが【内覧無しで契約をする】一番多い理由です。
この場合は物件を押さえる為に、内覧無しで契約をせざるを得ないでしょう。
一般的に人気物件ほど、内覧が可能になる前に埋まってしまう可能性が高いので「内覧ができるまで待ってから決めたい」と、のんびりしているとそういった人気物件は契約できない。
「引っ越しするのはいつでもいい」といいながら、何年も待ち続けている人も実際いらっしゃいますが、そういった人はごく少数です。
内覧無しで部屋を契約するときの注意点
内覧無しで部屋の契約をするということはそれなりのリスクを伴います。
ですがリスクを理解した上で契約するのと、入居した後になって失敗に気づくのかでは雲泥の差があります。
これからお伝えする『内覧無しで部屋を契約するときの注意点』をきちんと確認すれば引っ越しが成功する確率がぐっと上がりますよ。
周辺環境を確認する

まず一つ目は物件の周辺環境を確認する事。
基本的な周辺の施設や日当たりはもちろんですが、隣の建物との距離、通勤経路、周りは住宅地なのか会社や工場が多いのか、現地へ行けなくてもGoogle Mapで確認することができます。
目の前の道路が実は一方通行だったり、通行許可証が必要な道路だったりすることもあるので要注意です。
念のためGoogle Mapと現在の状況が変わっていないか担当者へ確認してもらいましょう。
室内写真だけで広さを判断しないようにする
内覧ができない場合まずは、物件資料に載っている写真やインターネットの募集ページの写真で室内の様子を確認すると思いますが、写真はあくまでも不動産業者が上手に撮ったものです。
特に広角レンズを使った写真には注意しましょう。
例えばこの写真は同じ位置から同じ角度で撮ったものです。

右側は広角レンズを使用して撮影した写真ですが、明らかに広く見えますよね。
実際に内覧をしたときの感覚は左側に近いので写真だけでお部屋をイメージしているとかなり狭く感じてしまいます。
図面を取り寄せる

不動産業者や管理会社に確認をしてお部屋の図面を取り寄せましょう。
内覧無しで契約をする場合、家具や家電などの大型のものが搬入できるか入念にチェックが必要になります。
図面があればお部屋の寸法や建具の幅や高さが分かりますので安心して引っ越し準備をすることができます。
内覧無しで契約をする際の注意点まとめ
・周辺環境はGoogle Mapと担当者に確認してもらう。特に、道路標識などは自分で気づくしかないので要チェック。
・写真は内装を確認する意味合いで。広さをイメージするのは禁物。
・図面を手に入れて実際の寸法をチェック。家具や家電を搬入できるか確認しておこう。

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