初期費用の見積り内訳を徹底解説~その費用、必須ではないかも~

スポンサーリンク
用語解説
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

見積りの項目説明

エイト
エイト

初期費用の見積書って色々書いてあるけどよく分からない費用も多いよな~

はち
はち

確かに分かりづらいところもありますよね。

まずは見積書の項目について解説いたします。

見積りには大きく2つの項目がある

見積りには大きく分けて2つの項目に別れます。

①前家賃

前家賃とは契約開始から少しの間

前もって支払う家賃のことです。

入居からしばらくは引き落としが始まりませんので初期費用で一緒に払う必要があります。

多くの場合は最初の月の日割り分と

次の月の1ヶ月分を支払います。

例)7/20から契約する場合

7/20~7/31までの分と8月分

②契約初期費用

一般的に言われる初期費用は前家賃を含めた金額ですが、ここでは前家賃以外の費用として契約初期費用としています。

ここには、敷金、礼金、保証金のほか

鍵交換費用やクリーニング費用等も含まれます。

火災保険料や保証委託料などは仲介業者からは請求されず、

初期費用とは別で各社に直接支払うケースもございます。

これって何の費用?

はち
はち

それでは見積りに含まれる事の多い項目について解説していきましょう!

仲介手数料

【必須でかかる費用】※交渉の余地あり!

仲介業者に対して支払う手数料。

お部屋を紹介するにあたって

仲介業者は人件費、車両費、インターネットへの掲載費等

様々な経費がかかります。

仲介業者が存続していくために必要不可欠な費用です。

通常賃料の0.55倍〜1.1倍のところが多いです。

※仲介業者が借主から賃料の半月分以上の報酬を受領する場合は借主の承諾が必要となります。

必要不可欠な費用とは言ったものの

借りる側からすれば少しでも安くしたいところ。

よく「交渉するのは失礼ではないか」と心配されている方がいますが

それこそ相手の思う壺です。

どんどん交渉しましょう!

保証委託料

【必須でかかる費用】※見積もりに記載がある場合

こちらについては保証会社についての記事で解説いたしましたが、

保証会社に審査をお願いするための手数料、保証会社への加入料といった意味合いの費用です。

保証会社について知りたいかたはこちら

クリーニング費用(定額修繕費)

【必須でかかる費用】※見積もりに記載がある場合

敷金の預け入れが無い物件の場合、

それに代わる費用として

「クリーニング費」や「定額修繕費」などが必要になることが多いです。

文字通り退去した後の清掃費用ですが

敷金とは性質の違うもので、完全払いきりとなります。

エイト
エイト

つまり、退去のときには全く返ってこないってことだな。

はち
はち

その通りです。

メリットとしては定額制になっていることが多いのでので追加費用もかからない点ですね!

※もちろん故意や過失によるものは別途請求されますので気を付けましょう。

鍵交換費用

【必須でかかる費用】※見積もりに記載がある場合

住んでいる人の入れ替わりがあると基本的にその都度鍵を交換します。

管理会社や大家さんが負担してくれるケースもありますが

一般的には入居時に新しい契約者が払うことが多いです。

金額としては鍵の形状にもよりますが10,000円から20,000円程度でしょう。

まれに自分さえよければ、交換なしでそのまま鍵を引き継ぎしてくれる場合もありますが

防犯的に良くないのでケチらず交換することをお勧めします。

消毒・防虫・抗菌等の施工費用

【任意のことが多い費用】

入居の前にお部屋の中の気になる部分を消毒したり抗菌したり

会社によっては防虫の薬剤を散布してくれるところもあります。

管理会社、仲介業者によって内容は様々です。

基本的に任意ですが例外として管理会社が実施するものは必須のことが多いです。

消火器具

【任意のことが多い費用】

火災になった際に備えて、

火災保険だけではなく消火器具の設置をお願いされることがあります。

賃貸アパートの場合は建物に消火器の設置がない場合も多いです。

火の手が回ってしまうと逃げ道がなくなってしまいます。

緊急時に備えてあった方がいいとは思いますが

仲介業者から買わなくてもいいと思います。

同じような商品がもっと安価で出回っていますし

普通の消火器をホームセンターで買ってきてもいいと思います。


はち
はち

お部屋を借りる際には様々な費用がかかります。

強制では無いものも何も言わないとそのまま請求されてしまいます。

自分に必要ないものだと感じたらはっきりと断りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました